ハートリフレッシュの小夏です。
”強くなりたい”
J-POPの歌詞のようなフレーズですが、私は「強い人」になんてなりたくない、むしろ「弱い人」でいたいと思っています。
弱い人が1番強いから。
「弱い人」=弱く見える人、つまり弱い部分を他人に見せることができる人、と私は思っています。
あなたの弱い所を見せられた人はこうなります。
2、「アンダードッグ効果」により応援、助けてもらいやすくなる
3、助けてもらうことにより「認知的不協和の解消」が起こり好かれる
4、相手からの好意を感じ、あなたも相手を好きになる(好意の返報性)
5、あなたからの好意を感じ、より相手はあなたを好きになる(好意の返報性)
難しい言葉が続きましたね。
1、「自己開示の返報性」により相手からも自己開示を引出し、仲が深まる
「自己開示の返報性」とは相手からプライベートな話をしてもらったら自分も話さなきゃ、話したい、と思う心理の事です。
2、「アンダードッグ効果」により応援、助けてもらいやすくなる
アンダードッグとは負け犬という意味です。自分の周辺で不利な状況にある人がいたら、手を差し伸べて応援したくなる心理の事です。スポーツ観戦でなぜか負けている方を応援したくなるのもこれです。
3、助けてもらうことにより「認知的不協和の解消」が起こり好かれる
「認知的不協和の解消」とは、基本的に人間の脳は矛盾を嫌い、何か矛盾が起きたらその辻褄を合わせようとすること。
特に親しくなくても助けてあげる、応援してあげると「今まで自覚はなかったけど自分にとって大切な人、自分はこの人の事が好きなんだ」と思い込みます。どうでもいい人だったら助けたり応援したりしない。=助ける、応援する=大切な人となるわけです。
4、相手からの好意を感じ、あなたも相手を好きになる(好意の返報性)
5、あなたからの好意を感じ、より相手はあなたを好きになる(好意の返報性)
「好意の返報性」とは、相手から好意を感じると自分も好きになるという心理の事です。
1から5を繰り返すことでどんどん好かれながら味方や応援してくれる人との関係を深めることができるというわけです。
あなたの弱いところは、うまく使えばあなたを助けてくれます。
ダメだと思う部分だって、他人から見たらあなたの価値を高めてくれるもの。
ダメなところがあっても愛される。
ダメなところがあるから愛おしい。
仕事を失敗した、彼氏に振られた、声が小さい、すぐ怒っちゃう自分がイヤ、もっとやせたい・・・
そのあなたの弱い部分、ぜひ誰かに話してみてください。